青山学院大学GSIMオープン・リサーチ・センター研究プロジェクト
活動内容

● ITソリューション

教材の概要

インターネットが現在のビジネスの諸活動に重要な位置をもっているという認識の基に、OISのコア科目として、本科目では、インターネットを利用したビジネスの展開と、ビジネス全般に渡ってのインターネットの役割、について扱う。
特に2005年度は、カーネギーメロン大学ウェストキャンパスで実施されているEコマースカリキュラムに基づき、下記の授業計画に沿って、Story- centeredなプロジェクト学習をおこなう。

●インターネット・ビジネス・プロジェクト

教材の概要

e-ビジネス、e-コマース、およびITビジネスなどの総合領域としてインターネットビジネスを扱うときに、これらの実施において出会うであろうさまざまな課題について、仮想企業の社員であることを想定して、具体的な場面においてどのように対処するか、キャプストーン科目として、総合的なプロジェクト学習をする。

一般にソリューション開発の多くはシーズベースが多く、経営者から見た経営課題との対応の視点が弱くなり勝ちである。また、いわゆる文理融合による問題解決の具体像への経験が不足しがちである。さらには企業経営の課題を理解できるIT技術者の育成も急務である。これらに関する総合的なコースとして参加者が自分の視点で参加することを求めている。

仮想企業 I4Electronicsはパソコン製造販売業である。全体は4ステージにより構成される。第一ステージではビジネスプロセス分析を課題とし、経営的な特質と実績、情報システムの現状などの把握からはじめ、改善提案へと向かう。第二ステージでは、川下についての具体化を扱う。B2Cへの展開として、オンライン直販ショップの開設を意図してプロジェクト学習をする。第三ステージでは、川上を意識した企業間連携、特にサプライチェーンの分析と改善、WebEDIやWebサービスなども含む。第四ステージでは、新技術とクリエイティビティを課題とし、新ビジネス提案ならびに業務新方式の提案が期待される。本年度は、SEO/SEMを扱う。

● ビジネス・プランニング

授業科目の概要

 自ら考えた実現性の高い新規ビジネスの事業計画(約30-50ページ)を少人数のグループ(約3人)で練り上げ、ベンチャーキャピタルやエンジェルに提出可能なレベルまで完成度を上げることにより、近い将来社内起業も含めたベンチャービジネス起業実現をめざす能力を養成する。
 各種あるビジネス創出講座の中でも、本講座は実現性の高いビジネスモデル開発とその発展フェイズごとの経営管理やマーケティング戦略に焦点を置き、顧客現場を重視した肌で感じるビジネス創出を目指す。
 前半は女性を含む起業家やエンジェルをゲスト講師に招き、後半は株式上場済み起業家やベンチャーキャピタルを招き実務的な評価を受ける機会を持つ。ソーシャルアントレプレナーや女性起業家から株式上場を目指す本格的起業まで幅広い分野の起業を対象とする。

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